西荻窪のこと

善福寺川についての杉並区のフォーラム開催

シェアハウスオーナーとしては、やはり地元に精通していることは大切なことだ。

ここの「リンクハウス西荻」を選んでもらえる以前に、西荻で暮らしてみたいという人が増えてくれないと、何も始まらない。そのためには、地元のアピールポイントを日々、調べておくことが求められる。

西荻窪の北側に流れる善福寺川は、善福寺公園を水源として、杉並区を東西に流れる川だ。この善福寺川について最新情報を知っておくことは悪くない。

その川を水鳥が住む川にしていこうという区のプロジェクトがあり、その一環としての発表会が、1月28日に区内の勤労福祉会館で行われ、のぞいてみることに。

トンボの生体に詳しい須田真一さん(中央大学理工学部研究開発機構 専任研究員)の基調講演があり、戦前と比較して、調査の結果、トンボの種類が半分以下になってしまったそうだ。

理由としては、川の水の汚濁化、近隣の田んぼの消滅、土手のコンクリート化をあげていた。

それが、80年代後半からV字回復に向かっているそうだ。下水化が進んだことにより、水質の改善がある。緑地化の推進も好結果につながっている。
また、多摩川など、近隣の水質の改善が、近隣にも好影響をもたらしているそうだ。トンボの活動範囲は広く、そのようなところから飛来したのだとみている。その休憩場所として善福寺川は優れているのだろう。

後半のパネルディスカッションでは、土木的な見地からの善福寺川についての意見もあった。

東京の治水事業は50年単位で大きく変わっていることがわかる。護岸工事の考え方の変化、湧水の復元など、今後も善福寺川が変化していく可能性が高いことを知った。
かつての地図によると、用水路が縦横に延びていたようだ。畑が多いからなのだが、現在は暗渠になっていて、その存在すら、もはや知られていないだろう。

ところで、現代の川とは一体何だろうと疑問が湧いてきた。
かつては、飲み水の確保、農業用水、洗濯場所、夏の遊び場など。大きな川であれば、船による交通のインフラ、川魚漁など。要は人間との関わり方が密だった。
しかし、現代では下手すれば巨大なドブのような印象だ。

私にとっては、仕事帰りに覗き込むと、水鳥とせせらぎの音で癒される空間である。もっと公園的な存在にしてはいいのではないかと思う。

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