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家づくりで、和のテーストを考える

折込チラシで住宅の建て売りが、たびたび入ってくる。

気になる点として、やたらと洋風志向ということだ。これは、いったいどこの国の建て売りなのか、わからないぐらいに洋風ばかりだ。

今どき、和をモチーフにした建物は、はやらないということだろう。つまり売れないのだ。

しかし、日本の家づくりには、歴史があり、風土に合ったアイディアがいっぱい詰まっている。それを引き継がないのは、もったいないと思うのだ。

何も、古い銭湯のような、意匠性を大事にしようということではない。

あくまでも伝統建築のエッセンスを大事にしたい。

 

リンクハウス西荻の家づくりでは、エアロハウスというモダンなスタイルではあるものの、和の重要なエッセンスを3つ取り入れている。

1つは、木造だ。それも屋内はすべて無垢板だ。お風呂場だけは違うが。

木造であっても、ツーバイフォー工法では、ほとんどが、白いビニールクロスで覆っている。木は湿度調整機能、温度調整機能、香りに優れている。癒し効果があるのだ。

コンクリートは、体温を奪う。体には優しくないのだ。

 

2つ目は、外との関係性だ。伝統建築では、縁側、玄関、格子窓など、外と内をゆるやかにつなぐ。一方、石やレンガの西洋建築では、内と外を明確に遮断する。だから、窓も小さいのだ。

 

3つ目は、部屋の可変性だ。伝統的な建築では、ふすまによって、部屋をつないだりわけたりする。居間に布団を敷けば寝室だ。狭い空間をいかに有効につかうかの工夫が連綿と培われている。

 

ところで、最近のマンションで取り入れられているのに、ウォークインクローゼットがあるが、これは、伝統的な発想から来ている。日本には納戸部屋という発想があった。大金持ちは、さらに蔵に収納したわけだ。

 

和の伝統建築をモダンな家にも引き継ぎたいものだ。

 

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